大好きな建築家 ” 安藤忠雄さん ” の展覧会『 挑戦 』を観に国立新美術館へ。
初期のデビュー作品から最新のプロジェクトの紹介。莫大な数の図面や模型・スケッチたち。
心が躍ります。
光の教会の実物大も再現してありました。(大阪にある現物には遠く及びませんが)
その他、プロセス映像や施主へのプレゼント紹介、安藤さんのデスク周りの再現など、見所たっぷりの展覧内容でした。
僕が最も惹かれたのは 圧倒的パワーを誇る手描きの図面たち。
トレーシングペーパー独特の破損や汚れ、劣化、無数の微かな補助線、消しゴムの跡、それに伴う紙のしわや破れ。
近代のコンピューターで描かれた均一で美しい線とは違う、手描きならではの武骨で逞しくも美しい線。
それらの線には、沢山の迷いや葛藤・不安、それ以上に溢れ出る希望や夢が感じられます。
安藤さんの図面は 観ているだけで感情的になる。
勇気をもらえます。
昼食は美術館の吹抜けに面するレストランへ。
海老とお肉を堪能しながら安藤建築の余韻に浸った月曜日のお昼時でした。